人気呼ぶペット共生型マンションも有力候補
2020年2月27日「木曜日」更新の日記
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- "高齢化社会、独居老人の増加、少子化社会を背景に、癒しを求める人たちが増えています。
そうしたとき、ペットを飼う有効性が認められています。こうした風潮を反映して、いま、ペットと一緒に暮らせるマンションが人気を呼んでいます。・ペットと共生するためには、一般のマンションにはない、いくつかの設備が必要になります。
・敷地内に放し飼いできるスペースが確保されている
・エントランスに水飲み場と足洗い場が用意されている
・排泄物の処理施設がある
・玄関や扉にペットの出入り口をつける
・内装にはツメで傷がつきにくいとか臭いがすぐに取れる材質のものを使う
このため、特別仕様分として建築コストが数パーセント高くかかる、といわれています。建築コスト
をカバーするために、家賃を近隣相場より高めに設定できることもありますが、現実はむずか
しいでしょう。それよりも大きな利点は、ペット共生型マンションは近隣相場が値下がりしたときも、人居希望者が多いので値下げせずにすむケースが多いこと、そして、入居者確保に苦労しないため安定的な入居率が見込めることです。
一例をあげれば、千葉県の賃貸ペットマンション「ベルフォーレ東習志野」が入居者を
募集したとき、東京郊外の武蔵野線駅利用に
関わらず、総戸数一二に対して申込数は八四人で、競争率は七倍にもなりました。申し込みは二〇代から六〇代まで広がり、入居希
望時点の住所は千葉と東京が多いのは当然で
すが、延べ二〇以上の都府県に分散されてい
ます。これは地方に住んでいてペットを飼っていたが、東京に転勤が決まったけれどペッ
トを飼い続けたいと考える人が多いからでし
ょう。ちなみに、すでにペットを飼っている
人は八九パーセントで、犬が八二パーセント、猫が一八パーセントでした。"
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