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大学生の勉強方法

2020年4月18日「土曜日」更新の日記

2020-04-18の日記のIMAGE
バブル経済が崩壊して、現在の日本経済は不況のなかにあります。好況時には4年生になって、ジーパンなどをスーツに着がえて会社訪問をし簡単に就職できました。このような気楽な時代は去り、きわめて厳しい就職状況となっています。有力な先輩が実業界などに多い有名大学は別として、中堅以下の大学の学生は就職難に直面しています。商品の差別化と同じように他の学生と異なる能力を持ち、それを客観的に証明することにより志望の企業に入社できる可能性が高くなります。資格試験の合格は、就職に際して有用です。厳しい経済情勢下で各企業は有用な人材を求めており、資格保有者はその能力を合格証書で客観的に証明できるからです。宅建試験の場合、不動産業だけでなく銀行などの金融機関、商社、メーカーの職員が受験し取得しています。就職に際して直接に接触する人事部、総務部などは社宅管理など不動産関連の部門を持つことも多く、宅建資格者の職員が配属されているケースがあり、面接などで思わぬ効用があることが認められます。このようなことから、大学生は宅建資格を取得し就職に備えるべきです。大学生が宅建試験を受けるとき、社会人などに比してきわめて有利です。その有利性は、まず時間的余裕があること、若さによる記憶力が良いことです。一方、不利な点は社会経験がないため不動産知識がなく感覚的になじまないことが挙げられます。また、社会人に比し経済的負担に弱いことも不利な条件です。前節-2の内容に従い自己の能力を判定し、適切な勉強計画を策定します。一般的には勉強種別では、1-3による大学の課外授業による講習が最も適していると思われます。費用も安く、同年代の均質的な受講生の存在から本人に意欲があれば的確な勉強ができます。講習時間外における的確な自習により、合格水準の実力が必ず得られます。通学する大学に講習がない場合、高校時代の友人などから開設している大学を探し参加することも考えられます。これも見つけられないとき、通信教育、専門機関による講習を選ぶ方法があります。

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