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パートナー選びは慎重に

2020年3月26日「木曜日」更新の日記

2020-03-26の日記のIMAGE
いくつかのハウスメーカーや工務店から見積書を出してもらうことを、「合い見積もり」、通称「あいみつ」と言います。たとえるなら、家づくりをお手伝いしてくれるベストパートナーを見つけるためのお見合いのようなもの。ただ、「あいみつ」は絶対に必要というわけではなく、会社の方針や営業マンの誠意に共感し、一目惚れした会社があるなら、見積もりをお願いするのは1社でかまいません。もし、数社と、お見合い"をする場合は、ちょっとしたポイントがあります。それは......自分が見比べたいポイントをはっきりさせておくこと。価格を比べたいだけなら、さらに迷うだけかもしれませんよ。なぜかというと、金額を比べようとしても、見積書の形式は会社によって違うので、A社はB社より安いとは、一概に言えない場合が多いからです。ひと目見て分かりやすいものもありますが、いくら見ても分からないものの方が多いかもしれません。高額な会社ほど分かりにくいように思えます。質問してもらうことで交渉の機会をつくろうとしているのでしょう。簡単明瞭な書式だったら、見積書を見た時点で「高いからやめた!」とはじかれてしまうので、会社にとっては分かりにくい方が好都合なのです。建築会社は、安くていい家をつくることにも時間をかけますが、安いと感じてもらえる見積書をつくることにも時間をかけるケースがたくさんあることを覚えておきましょう。

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