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年収の15パーセントをコツコツと

2020年3月11日「水曜日」更新の日記

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自己資金というのは、貯蓄分から住宅購入に費やせるお金のことです。自己資金0円で、住宅ローンだけで家を建てるというケースも多くあります。でも、自己資金がある方が無理なく返済できるのも事実です。そして、住宅ローンが借りやすくなるのも事実です。では、いくらあれば安心かというと、一般的に自己資金は、諸費用と言われる金額、もしくは諸費用に土地や建物の手付金を加算した額、200万~400万あれば安心して借りやすくなるのではないでしょうか。「そうはいっても、なかなか貯まらないんだよね」と嘆くあなた。確実に貯まる方法がありますよ。誰でも簡単にできます。難しくありません。お給料から先に貯金分を引き、残りで生活すればいいのです。日本では6パーセントほどでしょうか。8万円のお給料なら3万~4万円を先に貯金して、残りで生活するのがベターです。最初に貯金することは頭になく、とりあえず余った分を貯金しようと思っていませんか?それだと難しいのは、みなさんも重々承知のはず。なりゆきでお金は貯まりません。臨時収入はあくまでも臨時収入です。「先に貯金」を頭に入れて、計画的に貯めるのが一番の近道です。家族で理想の家を話し合う一方で、考えなくてはいけないのが、無理なく返せる資金計画です。頭の痛い話ですが、背伸びをしてしまい、月日が経つにしたがいローンの返済に四苦八苦するようなことにならないためにも、お金の話は避けて通れません。まずは、家づくりにかかる費用を確認しておきましょう。一、建物代金」二、土地代金三、諸費用家づくりには、大きく分けてこの3つの費用がかかります。土地代金は、どこの不動産屋さんでも変動はないといっていいでしょう。諸費用とは、税金・登記・住宅ローン保証料・火災保険などの手続きにかかる費用のことです。そして、注目したいのが、建物代金です。建物代金は、会社によって内訳がまったく違う場合があります。良心的な会社の場合、家づくりに絶対必要な建築確認申請費や地盤調査費などを、建物代金に含めて提示してくれます。しかし、残念ながら世の中そんないい会社ばかりではありません。”安く感じさせる″ために、費用の内訳を細かくして、結果、分かりにくくする会社もたくさんあります。本当は、ひと目で「総額いくら」と分かる、簡潔な見積書を出すところが、お客さん思いの会社です。家を建てるには、建築費以外でもさまざまな費用がかかります。仮に建築費総額1500万円の会社が、親切に他にかかる費用もお伝えして「全部で1700万円です」と言うのと、建築費総額1600万円の会社が、他の経費は言わずに「全部で1600万円です」と言うのとでは、大半のお客様は後者を安いと思います。見積書の形式に共通ルールはないため、積形式にこうした違いが出てくるのです。金額が高い、安いだけで建築会社を決めてはいけませんが、実際かかる費用が高いと感じても、信用できるのは、経費まで包み隠さず言ってくれる担当者がいる会社です。

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