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家を建てる時の心構え

2020年3月3日「火曜日」更新の日記

2020-03-03の日記のIMAGE
家を建てるときの心構え、そう聞くとなんだか堅苦しいですが、心に留めておくと家づくりがスムーズにいく気持ちの秘訣"をご紹介しておきます。二人三脚という競技を思い出してください。肩を組んで、「用意ドン!」。いざ走り出してみたものの、一人は全力疾走、一人はノロノロ走り。一人は右足から、一人は左足から。足並みが揃わなければどうなりますか。ゴールのはるか手前でつまずき断念、あげくの果てには「あなたが悪い!」と責任転嫁が始まります。家づくりで、そんな状況にならないために、念のため、私が目にした要注意ケースをご紹介しておきましょう。一、見学会にご主人、または奥さん一人でしか来ない。二、細かい話になると、夫婦どちらかが離席する。三、他人事のような振る舞いで話を聞く。四、「どうするか?」を相手にまかせようとする。「四」のケースでは、後々つまずいたとき、「あのとき、あなたがイエスと言ったからじゃない!」と、つまずきの原因を相手のせいにしてしこりが残る結果になるので気をつけてください。悪い例ばかり挙げてしまいましたが、怖がらなくて大丈夫です。夫婦が同じ気持ちの温度で、同じゴールを目指せば、家づくりは人生のなかで一番楽しい家族の共同作業になります。では、皆さんにとって、「家を建てる目的」は何でしょうか。自問自答してみてください。いろいろな答えはあると思います。ただ、皆さんが共通して思っている答えはただ一つのはず。家は、家族の幸せのため、我が子の幸せのために建てるもの。ちょっと考えてみてください。お子さんがいる場合、あと何年ひとつ屋根の下で暮らせるでしょうか。18歳で地元から離れた大学へ進学、または就職という船出によって親元を離れるケース一緒に住めるのが、18歳までとするなら、長いようであっという間です。1年でも長く住んで楽しい思い出をつくることが、お子さんにとっての幸せであり、お子さんを誰よりも愛する親にとっての最大の喜びではないでしょうか。お子さんが結婚したとき、両親と過ごした家での時間を振り返り、自分も家族の幸せのために家を建てたいと思ってくれたら、最高に幸せですね。「家を建てる目的?今だと金利が安いからかな」。幸せのための家づくりにつながるかといったら、いささか疑問です。「家族の幸せのため、我が子の幸せのため」と、目的がはっきりしたときは、家を買うべストタイミングともいえます。

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