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地域的貢献・社会的貢献を目指す土地活用

2020年2月29日「土曜日」更新の日記

2020-02-29の日記のIMAGE
"収益だけを土地活用の目的にしないときは、土地を自治体関連の公共施設やゲートボール場、 町内会集会場などに賃貸することもできます。畑であれば、市民農園に提供してもいいでしょう。 こうした場合、地代収入がない代わりに固定資産税が免除されることが多いのですが、収益 性はゼロと考えてください。しかし、維持管理の必要もありませんし、「地域に貢献している」という満足感を得ることもできます。 生き甲斐につなげるのであれば、土地を老人ホームの敷地に寄付して、理事に就任して仕事 と報酬をもらう方法もあります。ただ、自治体に「土地を寄付する」といっても受け取らないこともあります。自治体は土地を寄付されても施設をつくったり、維持管理する予算の裏付け 所有不動産を有効活用するがないからです。 生まれ育った地域に貢献する意味では、生きた街づくりに協力する土地活用を考えてはどう でしょうか。統一感をもたせた街のイメージにあわせた建築物にする、高級住宅地の場合は広い敷地を分割しないといったやり方です。土地所有者たちが協力しあうことで、その地域全体に付加価値がつくことになります。その場合、同じ地域にある別の所有不動産や自宅にもいい影響を与え、土地活用の新しい可能性が生まれるかもしれません。 ただ、風致地区に指定されていたり、自治体が定めた開発指導要綱で土地の活用方法が規制 されている場合、逆に自由な土地活用ができないケースもあります。"

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