更地のまま土地を賃貸する場合の注意点
2020年2月22日「土曜日」更新の日記
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- "これまで紹介した活用方法が見込めない場所であれば、多くの場合、居住用マンションか、
更地のまま駐車場や資材置き場として賃貸します。駐車場は一年契約が一般的で、資材置き場も短期賃貸契約が多いので、不動産活用に伴うリスクはかなり低くなります。しかし、リスクが低い分、利回りも低くなります。つまり、ローリスク・ローリターンの活用方法です。とくに資材置き場にするときは、注意が必要です。「あの土地が空いているなら、しばらく貸してほしい」という口約束ではじめることが多いのですが、トラブルを避けるためにも、きちんと「土地賃貸借契約書」を取り交わすことです。
更地としての活用はあくまで一時的なものと考えてください。周囲の環境の変化で、いつでも本格的な活用ができるように、なるべく更地に近い状態に保つことです。
ところが、いつの間にか簡易宿泊施設などをつくってしまうケースもあるので、気がついたら、すぐに撤去してもらいます。もちろん、違法なのですが、黙認していると次は本格的な建築物を建ててしまうことがあります。また、建築廃材を貯め込むケースもあり、こうしたリスクを避けるためにも賃貸借契約書で契約解除の条件を明記しておく必要があります。"
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