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土地活用のランク付けをする

2020年2月11日「火曜日」更新の日記

2020-02-11の日記のIMAGE
"残すべき土地を決めるときは、一つひとつの不動産ごとに相続人を指名して、相続人の間できちんと遺産が分割できるように手配しておくことです。 そのとき、所有する不動産に優先順位をつけたランク付けが必要になります。このランク付けをしないと、手当たり次第に処分することになり、結局、守るべき土地を泣く泣く手放さざるを得なくなったり、逆に利用価値が低い土地が残ってしまうことになります。土地のランク付けは大きく三つに分かれます。OAランク=絶対に手放したくない土地自宅や先祖から受け継いだ土地、あるいは自分が事業を営んでいる土地です。こうした土地は、買い換えや物納の対象にしてはいけません。QBランク=有効活用できる土地道路付けや立地の良さから、自分でマンションや貸家を建てて賃貸収入を得るか、貸し地にして事業者がホームセンターや外食事業を営む方法もあります。いずれにしても、収益が上がるという意味で、表面投資利回り(土地の課税価格プラス投資額に対する収益)は年六パーセント以上が目標です。それ以下の利回りしか見込めないときは、その土地の活用は再考の余地があります。土地活用を断念するのが、正しい選択の場合もあります。不動産の組み替えによって、より高い利回りが見込めるときは躊躇なく、その土地は売却して、別の不動産を購入することが得策といえます。SCランク=物納あるいは売却1、2以外の土地です。固定資産税など管理コストさえ生み出さない土地であれば、保有しているだけでマイナスです。相続が起きたときの物納予定地にするのが一番です。相続が起こるまで期間があるときや相続問題がないときは、保有しているだけムダなので、売却して現金不動産を利用した相続対策を考えるを手にして、資産の組み替えをしたほうがずっと賢明です。"

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