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一定の中古住宅のローンに関する 抵当権設定についての軽減措置

2019年11月30日「土曜日」更新の日記

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上記の要件を満たした中古住宅を購入する ためにローンの貸付を受けて、その貸付金を担保にするため抵当権の設定登記をする ときは、登録免許税の税率が1,000分の1に軽減されることになっている(措法74条)。新築住宅や一定の中古住宅に関す る登録免許税の軽減措置と法人なお,これらの特例は,個人についてだけ 適用があるもので,法人には一切関係がない。<沽券>現代の不動産権利書にあたるものを江戸時代には「沽券」とい っていた。「南総里見八犬伝」に,勇士の一人犬塚信乃の幼少である のにつけこんで,「沽券はひとまず,それがしが預り」などいって伯 父義六が家屋田畑を横領する場面がある。沽券というものは、大事 なものであり,「沽券にかかわる」という言葉もある。「材」は「売」 の意であり,沽券のことを「売り券状」ともいった。下に掲げるのは、白木屋(現在は日本橋東急になっている)の祖 先が現在地を買ったときの沽券であり,町内の有力者が保証すると いう形をとっている。白木屋彦太郎殿五人組与兵衛 屋舗売主吉岡松展 中左衛門如件 出埼明用可険。為後日, 永代売件状 儀致; 出来 , 候者加判之五人組名主龍一 より小茂構無」之候。若以来六ヶ敷 - 右之原舗沽券親類者不及申に | 概合 右之代金不残緒に講取申所実証也。 舗此度代金百五拾両にて永代売渡 目表京間褒行並二十間有」之我等屋 日本橋通り壱丁目新道角より三軒永代売渡申屋敷の事。

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