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アジア人がアメリカで生活する前に知っておこう

2019年9月23日「月曜日」更新の日記

2019-09-23の日記のIMAGE
さて、ここからはアーバインの別の顔を見てみよう
当然ながら、歴史的建築や遺産などはない
きっちり区画整理された街は、同じような家が立ち並び、個性がなくて退屈とも言える
「酔っ払って帰ると、自分の家がどれか分からない
アーバインの家はどれも同じに見えるから」という冗談があるほどだ
また、車を運転しなければ、行動範囲はぐっと狭まってしまう
最初は左ハンドルに戸惑うだろう
道路が広いのはいいが、左折が二車線あったりして、混乱する
いくらアジア人が多いとはいえ、ここはアメリカ
一歩外に出たら、英語だけの社会
アーバイン在住、六〇代の女性は、「英語が相当できなければ、現地のアメリカ人とは友達としてつきあえないだろう」と、きびしい
既に現地に日本人の友達といった受け皿があればよいが、いきなり夫婦二人で来るのは考えもの
英語に自信がなければ、なおさらだ
前出の学生をしている女性は、アーバイン在住の妹を頼って渡米したというのだから、うなずける
せっかく催し物に行っても、内容が理解できなければ楽しみは半減する
上演されるオペラの字幕は英語で、日本語の解説などない
気候はよいが、陽射しが強いので、日焼け止め、帽子、サングラスは必需品
外出の際は、数時間ごとに日焼け止めを塗り直すことも忘れずに
「乾燥しすぎてお肌によくない」と、こぼす女性も多い
とは言ってもやはり治安がよく、親日的で、しっかり「日本」も楽しめるアーバイン
カリフォルニアでのロングステイにどうだろう?実はここ、「全米で女性が住んでみたい街ナンバーワン」にも選ばれているのだ

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