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都会の喧騒から離れた街ヴェネツィア

2019年9月16日「月曜日」更新の日記

2019-09-16の日記のIMAGE
「広場に行けば、だれかしら知った顔に会えるし、立ち話もできる
外国人でも、孤立しないのよね」とは、先ほどの五〇代アメリカ人女性の弁だ
・イタリア語ができたほうが楽しいのはもちろんだが、国際的な街なので、英語もかなり通じる
片言の日本語を話す人の割合は、イタリアの中ではダントツなのではないだろうか
というのも、ヴェネツィアには東洋語学科で有名なヴェネツィア大学があり、日本人観光客,も多いので、日本語を勉強している人が、老若問わず、多いのだ
朝は小鳥たちのさえずりで目が覚め、夜は運河の水音を聞きながら寝入る
こんな情緒が楽しめるのも、この街ならではだ
潟という自然に抱かれ、車におびやかされることがないから、人間も、ほかの生き物も、リラックスして暮らせる
ヴェネツィアは、現代文明のせわしないリズムや騒音にわずらわされることのない、きわめて特殊な小宇宙なのだ
治安のよさも、ヴェネツィアをおすすめする理由のひとつ
私は八年以上住んでいるが、危険な目にあったことは一度もない
財布をすられたことも、泥棒に入られたこともない
先ほどのアメリカ人女性は、この街の治安のよさを、次のように表現している
「ディナーの後、夜中に女が一人で歩いて帰れる街なんて、世界中にどれだけある?」

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