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現地に行ったらここをチェックしよう

2018年10月27日「土曜日」更新の日記

2018-10-27の日記のIMAGE
資料で面白そうだな、と思ったら、ぜひ時間をつくって現地に行ってみましょう。自分の見る目や判断基準を養うためにも出来るだけ多くの物件を見ておきたいものです。現地で物件を見る際の留意点は次の5つです。<物件周辺の状況を知ろう>目指す物件の周辺に着いたら、まわりの状況に注意しながら物件に向かってください。商店街は賑やかどうか、スーパーやコンビニが近いか、近隣の物件に空室は目立つかなども見ておきましょう。治安の状況(まわりに風俗店があるかなど)も意識しておくべきです。通りに不動産屋があったら、賃貸募集の張り紙なども見ておきましょう。自分の検討している物件の賃料が、ほかの物件と比較して妥当かどうかの判断基準になります。また駅からの距離や徒歩でかかる時間も大切です。実際に自分の足で歩いて確認してみましょう。<建物自体の確認をしよう>売りに出ている物件とはいえ、別の所有者の物件で、入居者が住んでいますので、迷惑をかけないよう注意しましょう。チェックポイントとしては、・階段の手すりなどの鉄部にサビが出ていないか・土台や外壁に目立ったヒビはないか、剥がれそうになっているタイルなどはないか・屋上の防水は大丈夫か(屋上に上がれれば、上がって確認しましょう)などです。一般的にいうと、パッと見てこぎれいな印象を受ける建物は、所有者や管理会社がきちんとお金をかけてメンテナンスをしています。逆にあまり手入れが行き届いていない物件は、改装費がかかってしまうケースがあり、その部分を織り込んで物件の取得コストを見積もりましょう。構造に不安のあるときは、建築士などの専門家が建物チェックをするサービスもあります。<入居者、管理状況のチェックをしよう>アパートやマンションの居住者の中に問題を起こしそうな入居者がいないか、確認するようにしましょう。・入居者がちゃんと入居していそうか・雑草やゴミの管理はされているか・自転車置き場が乱れていないかポストや玄関が異常に汚れている入居者がいる建物は、イメージが悪いですし、一般的に問題の起こる可能性も高いといえます。<写真を撮っておこう>物件のまわりの雰囲気や、物件全体、エントランス、共用部分の様子などを写真に撮っておきましょう。空室があるようなら、部屋の内部の写真も撮っておきたいところです。写真は金融機関に融資を申し込む際のプレゼン資料になります。<ヒアリングをしてみよう>通りがかりの人、近隣のお店の店員、駅前の不動産会社の担当者などに聞いてみるのもいいでしょう。例えば、・「この辺でマンションを買おうと思っているんですが、どういう地域なのですか?」・「駅までの間にスーパーがありますか?コンビニはありますか?」・「近くに大学はありますか?」・「夜の騒音はありますか?」・「大雨のときに冠水したことはありますか?」といったようにリサーチすると、思いがけない情報を得ることもあります。

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