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建物と設備機器

2018年10月17日「水曜日」更新の日記

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鉄筋コンクリート造りなどのマンションは、木造の建物が多い戸建て住宅に比べ気密性や耐久性に優れています。しかし、堅固にみえる鉄筋コンクリートも、長い年月の経過とともに次第に劣化が進みます。日光や風雨にさらされている屋根や外壁、みんなが使用する廊下や階段の床面も、タイミングよく補修をしていかなければ美観を損ね、資産価値を維持することはできません。また、マンションには専有部分に附属する設備のほかに、エレベーター、電気、ガス、給排水、消防用などの多くの共用設備や機器類が設置されています。日夜休みな<機能しているこれらの設備機器がいったん故障すると、日常生活にたちまち支障をきたし、緊急時用など設置目的に応じた機能を十分に発揮できなくなります。それだけに、適切な日常の点検、手入れは欠かせませんが、さらに、その重要性から「有資格者による定期点検」も義務づけられています。[計画的な補修が不可欠]マンションの建物や設備機器の劣化、老朽化は避けられません。安全で快適なマンションライフを確保するためには、建物を末永く良好な状態に維持するとともに、設備機器の機能を最大限に発揮できるよう維持することが大切です。そのためには、定期的かつ計画的に補修(大規模修繕)を施すことが必要です。大規模修繕は法定耐用年数などを参考にしながら、実際の劣化状況を判定して行います。また、今後は居住者の高齢化に対応したバリアフリー化などの福祉改修工事をはじめ、社会環境の変化にともなうグレードアップエ事も優先課題として対応することが求められるのはいうまでもありません。

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