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不動産の価格決定

2018年8月11日「土曜日」更新の日記

2018-08-11の日記のIMAGE
すべての不動産取引に、保険がかかっています。つまり、登記内容について保全措置を講じることができるのです。日本もいつかこういう仕組みにして欲しいと願っています。かつて私たちの親の世代あたりは、東京で仕事をし、郊外に住宅を構えるのが一般的でした。これは「ドーナツ現象」とよぱれ、最近は「都心回帰」を経て、再び郊外へ向い出す流れがあります。ここ数年、都市再生がらみで都心の駅周辺などではオフィスビルの供給ラッシュがあり、マンションもたくさん建てられました。こういう地域では、住民の増加に伴いスーパーや飲食店なども続々と出店しているので、利便性も向上していくでしょう。人の流れができるということは、お金の流れもできるということです。自動的に栄えていくと予測できます。不動産の価格が決まるのには様々な要因がありますが、最終的にはそれら要因を受けた結果としての「需要と供給の関係」で決まります。需要の強い地域は必然的に価格が上がり、逆に需要より供給が多い場合は価格が下がります。不動産もご多分に漏れず、価格決定理論はとても単純です。不動産でいう「需要」とはまさに、「人」のことを指します。人口が増加していれば需要は強いと言えますし、逆に減少していれば価格は下落していきます。

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