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土地・建物売却のメリット・デメリット

2018年7月30日「月曜日」更新の日記

2018-07-30の日記のIMAGE
ただし、底地として処分性が低い土地となり、交換・売却可能資産という意味での資産価値は減少してしまいます。つまり、底地の買手は借地人くらいでしょうが、借地人が底地の買取を希望するとは限りませんし、希望額で借地人が買い取れなければ金額的な妥協もやむを得なくなります。底地と借地の交換ができればまだしも、建物の建築位置や敷地の広さなどから交換もできないとなると、任意に処分できないのです。さらに相続税の支払いが困難なので物納したくても借地権負担付では難しく、延納になってしまう可能性もあります。そこで、駐車場として土地を使用させる方法は固定資産税の軽減が受けられず、収益性は必ずしも高くないものの、相続税対策を見通した将来の処分性という点では、十分有用な方法です。①不動産売却による譲渡益が得られるケースは、流動性の高い現金に変わり、資産運用の幅が広がります。これに追い風となるのは、2004年以降の譲渡については、譲渡益に対する税率が引き下げられるという点です。

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