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承継計画

2018年7月29日「日曜日」更新の日記

2018-07-29の日記のIMAGE
固定資産税等を踏まえた承継計画を毎年1月1日の不動産登記簿または固定資産台帳に土地・建物の所有者として登記または登録されている限り、「固定資産税」が課税されます。土地が市街化区域内にある場合は、同時に「都市計画税」も課税されるのが通常です。そこで不動産承継の大前提として、この不動産所有に必要な税金を差し引いた資産運用益を検討する必要があります。他人に貸して不動産所得を得ながら承継させたくても、借り手が見つからない場合や、バブル期に不動産を購入して資産デフレに苦しむケースなど、固定資産税等を負担してまで資産所有を続けるより売却して債務や資産を整理した方が有利な場合もあるでしょう。何より、売却するか保有するかの判断は、そのときの税制とも関係します。税制の改正を見落として、思わぬ課税のないように注意してください。●土地を貸す場合のメリット・デメリット土地を所有して貸すメリットは、収益性を有するという点です。土地上に建物を建てて貸家として貸す場合は、建物建築資金の負担への対応が課題となります。その点、貸宅地(借地権を設定する)ならば、建物建築資金の負担なしで承諾料や権利金、地代などの収益を得られます。

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