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親の援助を受ける場合はどうするか

2018年6月19日「火曜日」更新の日記

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 マイホームを購入する場合に、多くの人が、親から援助を受けます。  この場合に、現在の税法では500万円までは贈与税の軽減措置がとれることになっております。つまり、住宅取得のために親から資金援助を受けた場合、300万円までは非課税、500万円までは特例計算で大幅に税額が軽減されます。  もし、500万円の贈与を受けた場合は、この「住宅取得資金贈与の特例」を受けますと、税金は20万円となり、一般の場合の112万5000円とは大きく負担が軽減されます。  家を買う場合に銀行から借りられるローンの割合は、物件の売買価格の8割が限度です。  その場合に、物件価格があまり高いようですと、せっかくの500万円も、1割にしか満たないというようなことになり、あとのお金を自分が用意しなければなりません。  したがって、できることならば、500万円が頭金のほとんどを占める、というような状況の中でまず家を購入する、ということが、ベターではないでしょうか。  そうして、次に家を買い替えるために、余裕を残しながら貯蓄をしていく、そして、その貯蓄によって、次の買い替えの時に大きくステップする、これが上手なマイホームの買い替えの仕方です。  マイホームを購入するためには、税法の特典をうまく活用し、なおかつ、受けられる援助は受ける、そしてお金を稼げる時に共働きをして稼ぐ、というような計画的なマイホームの取得の仕方をしなければ、今日のような地価高騰の時代ではなかなか難しいのが現状です。

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