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重要事項説明と内覧会のポイント

2018年6月13日「水曜日」更新の日記

2018-06-13の日記のIMAGE
 入居後に「そんなこと、聞いていない!」と思ったら、「ココに書いてあります」となるのが「重要事項説明書」です。名前のとおり、重要な事項をまとめて記載した書類で、契約日や申込日に合わせて説明が行われるのが一般的です。  契約後のキャンセルはいつからキャンセル料が発生するのか、売主が倒産してしまった場合の手付金の保全措置はどうなっているのか、周囲にどんな建物が建つ可能性があるのか、地盤や土壌、高圧線といった情報が満載です。  特に「容認事項欄」には、その物件の個別事情が記載されるため、後々のトラブルを回避するためにもしっかり理解しておくことが大切です。  聞きもらしや理解不足を防ぐため、事前にもらって読み込んでおき、疑問点を書き出しておくことをおすすめします。重要事項説明は1時間で終わらないことも多く、普段聞きなれない言葉の連続に、集中力が続かない可能性もあるからです。書類は説明の数日前にはできあがっているので、FAXなどで事前に送ってもらうよう手配するとよいでしょう。  さて、建物が完成すると、いよいよ内覧会です。購入した物件の間取りや内装などが契約どおりにできているかを、施工会社立会いのもとチェックしていきます。たとえば、立て付けの不具合や、ドアのストッパー、扉を開いたときのクッション材の設置など、このときに言えば、引き渡しまでに対応してもらえます。 扉や戸は、すべて開けてみることが大事です。  部屋の雰囲気や、柱や梁の出っ張り具合、日当たり、窓の位置などもはっきりわかるので、メジャー持参で行くのがポイントです。 いまの住まいの家具か予定どおりに置けるかどうかや、搬入に問題がないかをこのときに確認しておくと、後々の作業の効率化が図れます。  また、照明器具やカーテンは入居してすぐに必要ですので、数やサイズをこのときに把握しておくと後でラクです。

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