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ワンルーム・ツードアの考え方

2018年5月24日「木曜日」更新の日記

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 成長するにつれて、子どもは自分だけの居場所をほしがります。多くの家庭が、子どもの小学校入学を機に一室をあたえ、机と本棚と収納ダンスなどをおいているのではないでしょうか。  しかし、小学生くらいまでなら、居間の一角にコーナーをつくるだけでじゅうぶんです。この時期までは、ランドセルをおく机とイス、おもちゃや衣類などの収納ダンスがテリトリーで、そこは責任をもって管理させます。寝るのは男の子も女の子も、ひとつの部屋でよいと思います。  中学生、高校生の思春期になると、個室をほしがるようになります。その時期は個人差があるようなので、ほしがるようになってから、あたえてもよいのではないでしょうか。  個室をつくるにしても、鍵はつけず、出入り口は玄関からすぐはいれる場所にしないで、外出したり帰宅したり、友だちを連れてきたときに、かならず親と顔をあわせられる位置にしたいものです。  家具は、間仕切る壁から壁までの内法寸法を測り、これにあう寸法のものを選びます。システム家具なら、ひとつひとつが独立した家具なので、寸法にあわせて、いろいろな組みあわせができます。ときどき家具の配置をかえると、気分転換になるだけでなく、メンテナンスにもなります。  市販の家具で間仕切る場合の注意点としては、家具の裏面が仕上げてあるものを選ぶことです。 ベニヤ板むきだしはさけたいものです。

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