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食器戸棚は薄型がよい

2018年5月16日「水曜日」更新の日記

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 市販の食器戸棚の奥行きを測ってみましょう。 ほとんどが45センチです。メインディッシュのお皿の直径は21~24センチ。そこで、ふだん使わない食器は奥にしまいこみ、手前のものだけ使うということになりがちです。また、棚板の間隔が広すぎると、食器をいくつも積み重ねることになり、下のものは結局使わずじまい。  というように、これまでの食器戸棚は使いづらいうえに、ムダなスペースがとても多いことに気がつきます。食器戸棚は薄型のほうが使いやすいのです。Yさんのお宅の戸棚は、流し台の上のスペースを活用した天井までの吊り戸棚。直径24センチのお皿を基準にして奥行きは25センチ、棚板の間隔はお皿5枚重ね、指がはいる余裕をみて15センチとしました。これでじゅうぶんに機能をはたしています。  自分のすべての食器のたて、横、高さの寸法を知っておきましょう。これを知っていれば、皿に小鉢をのせたりすることはなくなり、棚板の調節もサイズにあわせてできます。サイズごとに分類すると、より多くのものが収容でき、見た目にも美しく、ほしいものが一目でわかります。  最近は、キッチンストッカーなどとよばれる食品庫をおく家がふえています。食生活の変化にともない、びん詰、缶詰、乾物類などがふえる傾向にあり、食品庫の需要も高まります。この場合も薄型がよく、奥行きは18.5センチもあればじゅうぶんです。床から天井までの高さでも、このていどの出っぱりなら、部屋を狭くしません。

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