「登記簿謄本」はどこをチェックするのか?
2018年4月21日「土曜日」更新の日記
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- 「登記簿」という言葉をよく耳にしますが、マイホームを取得する場合、登記簿がどれだけ重要なものかご存知でしょうか。
マイホームを購入する契約を不動産会社と結んだとしても、それだけでは「この物件は自分のものだ」ということを売主である不動産会社以外の第3者には主張できません。つまり、マイホームが自分のものだと主張するには「登記」をしておくことが必要です。
たとえば、AさんがBさんにマイホームを売る契約をしてマイホームを引き渡し、Bさんがそこで生活をしていたとしましょう。契約の際に「AさんからBさんへこの引き渡しの際に所有権が移転しました」ということを登記簿に登記しておかないと、もしAさんがCさんにニ重に売却し、Cさんに所有権が移転したと登記してしまうと、BさんはCさんに「この物件は自分のものだ」と主張できなくなります。
結局、契約を後でしたCさんが物件を取得することになってしまうわけです。
「この物件は自分のものだ」と主張するためには、登記簿に登記をしておかなければなりません。つまり早く登記をした人が正式なマイホームの所有権を手に入れることができるのです。
マイホームを購入すると、不動産会社が司法俗士に登記の申請を依頼するケースが大半です。
手続きは専門家に任せるとしても、買主自身も確認できるくらいの知識は身につけておきたいものです。
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