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高齢者が同居するなら「割増融資」が使える

2018年4月12日「木曜日」更新の日記

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 年金融資では、場合によっては「割増融資」を認めています。  たとえばマイホームを取得して高齢者の方や障害者の方と同居する場合には、厚生年金からは300万円、国民年金からは150万円を上乗せして融資を受けることができます。 この他に、「在宅ケア割増」というものがあり、マイホームを新築して介護を必要とする60歳以上の方と同居する場合には、さらに一定額上乗せして融資を受けることができます。  介護が必要な高齢者がいる場合は、ぜひこの割増融資と在宅ケア割増を利用してマイホームを取得することを検討されるとよいでしょう。  金利についてですが、年金融資の場合、公庫からの融資と異なり新築か中古かで金利が変わることはありません。同じです。そして融資を受けたときの利率が返済終了まで続く完全固定金利ですから、公庫のように返済11年目で段階的に金利が上がってしまうこともありません。  返済期間は新築か中古かによって違ってきます。中古の場合はさらに築年数によって細かく規定されています。  以上のように年金融資は、公庫融資のように様々な制約なく、公庫よりも利用しやすい部分もあります。また財形貯蓄を行なっている場合でも、財形からの融資は変動金利なので金利上昇不安があるため、融資の際の金利が多少高くても完全固定金利である年金からの融資を検討するのが賢明でしょう。

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