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契約前にもう一度ここはチェックしておく!

2018年4月4日「水曜日」更新の日記

2018-04-04の日記のIMAGE
 気に入った物件が出てきたら下見に出かけます。  下見にいくときは、できるだけ家族あるいは友人といっしよに出かけるよう心掛けてください。1人では目が届かない欠陥や問題点を見つけることができますし、いっしょに住む人と見学すれば、それぞれの視点から見ることもできます。  見学に行く際には手ぶらではダメです。最低でも次の3点は忘れずに持っていってください。 ①広告が正しいかどうかを調べるために物件の広告 ②物件の詳細を調べるために方位磁石・メジャー ③物件の傾きなどをみるためにビー玉など  見学には電車を利用して、最寄り駅から自分の足で歩いて、まわりの環境を調べていくことが大切です。自分の現在の希望と将来の計画を考えながら、以下の点を必ずチェックしてください。 ①商店・公園は近くにあるか?このとき自分の生活レベルに合う街かどうかを知るために商店の品物の値段などを見ながら歩きます。 ②学校・医療機関・公共機関(役所、郵便局、銀行・警察など)はどこにあるか? ③周辺に火葬場、汚水処理場、ゴミ焼却場、工場などはないか。もしあれば風向きによっては悪臭が漂ってくることはないか? ④周辺に空き地があれば今後の利用方法はどうなっているか近所の人にたしかめる  環境は自分の肌で感じてみないとわかりません。暮らしはじめてから「空き地に大きな建物が建ってしまい、日当たりが悪くなった」「雨が降った後、まわりの水はけの状態が悪くて困った」「下見にいった休日は静かだったのに平日に行くと近くの工場からの音が響いて困った」といった話を聞くこともあります。  購入したい物件が見つかったら、平日と休日、晴れの日と雨の日など様々な条件の中で物件を調査することをお勧めします。  生活関連施設のチェックです。これは、多少専門知識が必要ですので、不動産業者に確認をしておかなければなりません。  ガスの種類や電気のアンペア数などは、現在利用している製品が使用できない場合があります。  そのほか、住んでから問題が出てくるのは水道やガスの埋設管です。これは、自分の敷地内に他人の配管が通っていたり、逆に自分の配管を他人の敷地内に通さなければならないような場合がよくあるので、所有者の承諾の有無や負担金の有無などについて不動産業者にはっきりとたしかめておいてください。  建物自体のチェックです。 ①傷や傷みがあればひどくなっていないか? ②もう一度配線の位置を確認する ③洗面所や浴槽などの設備機器が工事中だったならきちんと完成しているか? ④ドアや襖の開閉状態には問題はないか?  いうまでもなく、マイホームは一生に1度の大きな買い物です。後悔しないよう、じっくりとあせらず入念にチェックしてください。

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