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自然の通風、日当たりを実感

2018年2月28日「水曜日」更新の日記

2018-02-28の日記のIMAGE
 住宅展示場でよく見かける風景なのですが、他のいろいろなモデルハウスを見てきて、八角形住宅に入った人たちが皆一様に、開口一番「この家、明るいわね」と、おっしゃいます。  その通りです。八角形住宅は明るいのです。理由は、とても単純なこと。八角形住宅は八面に窓がつくれますが、四角い住宅では、四面だけです。  しかし、この単純なことが、実はとても威力を発揮するのです。例えば、都会の住宅密集地を想像してみてください。自分の家の周りは、三方が敷地ぎりぎりまで隣家が建っています。唯一、道路に面して開けているのは日の差し込まない北側とします。  このようなロケーションは、実は都会にはとても多いものです。三方の隣家に邪魔されて、昼でも全くといっていいほど日の当たらない家は珍しくありません。日が差し込む可能性があるのは、南東と南西の方向だけなのですが、四角い家ではそこは角になってしまい、窓は付けられません。もしそこに窓を持っていこうとすれば、家を敷地に対して斜めに配置しなければならなくなります。でもそれでは、敷地の使い方として、あまりにも効率が悪くなってしまいます。  こんなとき、八角形住宅であれば、問題はたちどころに解決するのです。そうです、八角形住宅では、南西と南東の方向に窓ができるのです。しかも、家を敷地に対して斜めにする必要もないので、敷地も効率よく使えます。  日本は、国土面積の割に人口が非常に多い国です。家を建てようとする際に、隣近所のことを気にしなくてもいいほど広い土地を使える方は、決して多くはないでしょう。八角形住宅は、そういう狭い敷地を有効利用して、快適な家をつくるのに適している住宅と言えるでしょう。  ところで、日光がよく入るということは、それだけ冬でも暖かい家です。実際に八角形住宅にお住まいの方は、口を揃えて「冬の暖房費がグッと安くなった」と証言してくださいます。では、夏はどうなのでしょうか。  「やはり日光が入るから暑いんじやないの」と思う方もいらっしやるでしょう。ところがそれが正反対なのです。  先程から説明しておりますように、八角形住宅は、効率よく日光を取り入れることができます。  ということは、日光と全く同様に、風通しもいい家だということなのです。斜めの窓を開け放てば、風向きに関係なく外の風が家の中を通り抜けます。自然光のいっぱい入る家は、すなわち風通しのいい家にほかなりません。そのため八角形住宅は、夏は涼しい風が通り抜ける快適な家になるのです。  さらに、冬温かく、夏涼しいということに関してもう一つ付け加えさせてください。八角形住宅は、同じ面積の四角い家に比べて外壁の面積は小さくて済むのです。ということは、外気の影響を受けにくい住宅であるということがいえるでしょう。 つまり、夏の熱気や冬の冷気の影響を受けにくい家なのです。  明るく、風通しがよく、しかも夏涼しく、冬は暖かい。自然の力を上手く利用して、光熱費の節約にもなる。これが八角形住宅のメリットです。

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