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モデルルームのウソとホント

2018年2月2日「金曜日」更新の日記

2018-02-02の日記のIMAGE
 マンションに興味を持ったら、まず訪れるのはモデルルームという人も多いのではないでしょうか。最初は少しドキドキしながら訪れるのですが、親切な対応を受け、美しい室内を見るうちに、だんだんその気になってくるから不思議なものです。  そう、モデルルームは、プロが腕によりをかけて、そのマンションで1番おすすめの部屋をもとに夢の住まいを演出したものですから、ほれて当たり前。家具・調度品と照明のおりなすトータルコーディネートの魅力に対し、かんたんにはなびかない強い意志が必要です。  家具一覧表を持っていって、わが家の家具がすべて置けるかチェックしてみると、一目ぼれしたときに有効です。モデルルームには、リビングにテレビがなかったり、和室に鏡台がないものも多いので、わが家の家具がちゃんと収納できるか確認してみましょう。  購入資金の試算まで行うと、手が届きそうなお手ごろプランで、すっかりその気になる人も少なくありません。けれども、借入当初は低金利の代わりに、将来は金利変動の影響を受けやすいプランを提示されるケースもあります。 提案されたプランのままで、すぐに購入を決断するのは危険かもしれません。金額が大きい上に、決して後戻りはできませんから、ローンのことがわかる本を1冊読んでから判断するくらいの慎重さが必要です。  基本的に、モデルルームはオプションがフル装備です。後で「モデルルームはもっと素敵だったのに」ということにならないよう、どこまでが基本プランで何がオプションなのか、モデルルームを見て回る際には最低限、確認しましょう。モデルルームにいった ら必ずパンフレッ卜と図面集をもらって帰り、家で冷静に分析した上で、最低2回は訪問するのがおすすめです。

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