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住宅の品質は性能、機能、デザインで決まる

2018年1月21日「日曜日」更新の日記

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 これからの時代に合った楽しい住まいづくりのためには、知っておきたい基本があります。この基本を知らずに展示場回りや情報収集をして断片的な知識だけで誤った判断をすると、住宅を建ててしまってから後悔することにもなりかねません。後悔、先に立たず。事前にしっかり身につけたいものです。  まず基本の第1として強調したいのが、「住宅の品質は性能と機能、そしてデザインの3つで決まる」ということです。性能は耐震性や耐久性、省エネ性といった面、機能は設備や間取りによる住み心地、デザインはメンテナンス性も含めた建物の美しさです。このうちどれが欠けても、品質の高い住まいづくりは成功しません。  なかでも、よく勘違いされるのがデザイン性です。とかくデザインと言うと、洋服のファッションなどと同様に斬新な形が良いと思われがちです。でも、考えてみてください。 洋服は1、2年で買い替えるのが普通ですが、家はそうはいきません。  特に、最近は「センチュリー住宅」ということが言われるようになりました。ところが、斬新なデザインほどすぐ陳腐化します。百年経っても飽きのこない、歴史に裏打ちされた普遍的な美しさのあるデザインを採用することが大切なのです。  住宅の性能面も、これまで疎かにされてきました。いい例が国の住宅政策です。日本の住宅は高度成長期、諸外国から「ウサギ小屋」と揶揄されたように、質よりもとにかく量の供給が優先されました。その後、生活水準の向上に伴って一戸当たりの床面積を拡大する住宅政策が打ち出されましたが、建物の耐久性やデザインといった面にはあまり目が向けられませんでした。  このため、一戸当たりの平均床面積は平成10年には123.9平方メートルまで拡大。イギリスの102平方メートル、ドイツの122平方メートルと比べても遜色ない広さになっています。しかし、住宅の耐用年数は26年程度。やっとの思いで住宅を建てたとしても、売却時は中古住宅としての価値は低く30年を待たずして建替えをしているのが現状です。  この原因の一つには、資産形成の一環として土地取得に偏重した住宅建築にあると言われています。土地は必ず値上がりするものという「土地神話」によって土地の取得が重視され、上物としての住宅の質をあまり考えてこなかった結米、住宅の寿命が短くなってしまったというわけです。  人生80年と言われる今日、ますます高齢化の進む日本にあってこれでは老後が安心して暮らせないのも当然です。35歳で家を建てたとすると、定年を迎える頃には建替えが必要になってしまうわけですから。  これに対して、住宅先進国の耐用年数はどうでしょうか。アメリカで44年、イギリスでは75年が平均で築百年を超える住宅も珍しくありません。しかも、住宅の品質の高さから中古住宅市場が整備され、建物にも資産価値が認められています。30年も住めば建物の資産価値がゼロになってしまう日本とはえらい違いです。  住宅の品質は、性能と機能、そしてデザインの3つで成り立っていること。それをしっかりと認識することが品質の高い住まいづくり、すなわち楽しい住まいづくりの第1歩になることを肝に銘じてください。

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