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不動産購入時の諸費用は物件価格の7~9%

2018年1月17日「水曜日」更新の日記

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 年収500万円・頭金ゼロでも23区内に賃貸併用住宅を建てることは可能ですが、ひとつ忘れないでいただきたいのは、ローンとは別に諸費用がかかることです。おおよその目安としては物件価格の7~9%と考えてください。たとえば3500万円の物件を購入した場合は、だいたい245万~315万円程度は必要だということです。これは原則として自己資金で用意しなければなりません。  では、具体的な諸費用とはどのようなものか見ていくことにしましょう。まずは、不動産会社などに仲介手数料を支払う必要があります。これは上限が売買価格×3.24%+6万4800円と決められています。さらに、売買契約を締結する時に、印紙代が必要です。購入代金が1000万円以上5000万円未満で1万円、5000万円以上1億円未満で3万円と、購入代金によって印紙代も変わります。また、ローンを組んだ時にも印紙代が必要です。これも売買契約と同じように、金額によって印紙代が変わります。  さらに、登録免許税というものが必要になります。税額は固定資産税評価額の1~3%が目安となります。それに、不動産取得税がかかります。また、土地代には消費税はかかりませんが、マンションや中古住宅などの建物代金には消費税もかかります。今は消費税8%ですが、いずれ10%になることを考えると、不動産の購入は早いほうがいいかもしれません。  さらに、不動産を所有していると固定資産税と都市計画税を毎年払わなければなりません。収益不動産への投資を考えるのであれば、これらの出費も含めて考えていかないと、税金だけを取られてしまう、ということにもなりかねないので注意が必要です。

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