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都心にマイホームと賃貸物件が同時に手に入るから超ローリスク

2018年1月14日「日曜日」更新の日記

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 半マイホーム、半賃貸物件という賃貸併用住宅は、バリバリ現役の不動産投資家で、ある程度の資産をすでに築いている人にとっては、あまり大きなメリットはないかもしれません。借り入れの金利は低いほうがいいかもしれませんが、せっかくの建物の半分を自宅にしなければならないからです。当然ながら1棟あたりの利回りは低くなりますから、大きな利益をあげることはできません。  しかし、これから不動産挟資を始めようというビギナーにとっては、マイホームと賃貸物件が同時に手に入るということに絶大な魅力があります。東京近郊であれば、たいていのサラリーマンが賃貸物件に住んでいます。家賃も決して安くはありません。賃貸併用住宅を自分で建ててしまえば、賃貸部分の賃料収入をローンの支払いにあてることができますから、月々の支払いはゼロにすることもできます。たとえば、月に15万円返済しなければならない住宅ローンを組んで家を建てたとします。それが単純なマイホームなら、月々の収入の中から毎月15万円を銀行に返済しなくてはなりません。ところが、賃貸併用住宅を建てて2部屋を貸したとすると、各部屋の家賃を7万5000円に設定すれば、家賃でローンを返済することができます。つまり、家自身がローン返済額を稼ぎ出してくれるというわけです。  都心・駅近という立地さえ確保できれば、賃貸部分の入居者確保にはそれほど苦労しないはずですが、万一、賃料収入がうまく得られないような状況になったとしても、サラリーマンであればとりあえず給与からローンを返済すれば、家賃を払ったり、通常のマイホームを買ってローンを返済することと、さして変わりはありません。むしろ、家賃を払うことと比べれば、自分の資産になるのですから資産形成という意味でもリスクは少ないといえるでしょう。簡単にいえば、成功すればゼロ円でマイホームが手に入る、賃貸物件としてもほぽノーリスクと考えられるということです。  、都心に一戸建てのマイホームが持てるということのメリットも、かなり大きなものがあります。第1章で述べたように、これからはとにかく土地の価値が都心部に一極集中する時代です。立地がよければ、おそらくどんどんその価値が上がっていくでしょう。資産価値が上がった段階で売却してしまっても、資産形成としては十分です。  ほとんどのサラリーマンは、これから年収が順調に上がるかどうかわかりませんし、ましてや定年まで同じ会社に勤めているかどうかもわかりません。加えて、公的年金も受給開始年齢が高くなるかもしれませんし、受け取れる金額はどんどん少なくなっていくことが予想されています。自分でなんとか資産をつくっておかないと、将来が不安です。だからこそ、マイホームと賃貸物件が同時に手に入る賃貸併用住宅を建てて、資産形成の第1歩を踏み出すことを検討する人が多いのです。

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