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「買い換えローン」のしくみと活用法

2018年1月9日「火曜日」更新の日記

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 新婚当初や子どもが小さいころは、狭いマンション暮らしでも苦にならないものですが、家族が増えればもっと広いマンションや一戸建てへの買い換えも考えはじめます。  そこで、まず検討すべきことは、1現在の住まいがいくらで売却できるのか、2ローン残高はいくらあるのか、3貯蓄はいくらあるのか、4これから毎月いくら返済していけるのか、です。それによっていくらの物件が購入できるかが決まります。  買い換えとは、「売り」と「買い」を同時に行なうことです。新しい物件が見つかっても、スケジュール通りに住宅が売れるとは限りません。購入物件の代金支払いと住宅の引き渡しの時期にズレが生じてしまうと、新たにアパートを借りて住まなければならないケースも出てきます。つまり、売り買いのタイミングが重要になります。  また、ゆとり返済などで組んでいる場合、当初5年間は元金分が減らないためローン残高が思ったほど減っていず、資金計画に誤差が生じる場合もあります。住宅市場が低迷していれば、期待した値段で売れないこともあります。買い手が見つからなければ査定価格を値下げせざるを得ません。  住宅を売ったお金から、ローン残高を差し引いて残った資金に、積立預金をプラスしたお金を頭金にしての資金計画になりますので、十分な買い換えスケジュールを立てることが基本です。

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