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「ロ-ンの条件変更」のしくみと活用法

2018年1月8日「月曜日」更新の日記

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 公庫を窓口とする融資では、返済の途中でローンの返済条件を変更することが可能です。たとえば、元利均等返済を元金均等返済にするとか、ボーナス返済の額を減らして毎月返済の額を多くする、また返済期間を短縮させたり、毎月返済額を少なくすることなどです。もちろん、その逆の変更も可能です。 ・返済期間の短縮……毎月の返済額を増加させることで、返済期間を短縮させる方法。たとえば、融資額2000万円。金利3%・35年返済で、購入5年後に5年短縮(25年返済)するケースでは、毎月約1万円の増加で、総額では約175万円軽減できます。10年短縮(20年返済)のケースでは、毎月約2万4000円の増加で、総額341万円の軽減になります。なお、早めの時期に実行するほど効果があります。 ・毎月返済額の軽減……返済期間を延ばすことで、毎月の返済額を減らす方法。ただし、最長返済期間で借りている場合は、期間を延長することはできません。たとえば、35年返済可能な新築マンションで、融資額2000万円・金利3%。15年返済で、購入5年後に30年返済に変更するケースでは、約14万円だった毎月返済額は約6万円へと大幅に軽減されます。ただし、総返済額では約514万円の増加になります。10年後に25年返済のケースでは、毎月返済額は6万8000円になります。

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