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「借り換えロ-ン」のしくみと活用法

2018年1月7日「日曜日」更新の日記

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 金利の高いときにローンを組んだ人にとっては、低金利時にマイホームを購入する人をうらやましく思うはずです。たとえば金利5%で1000万円を35年ローンを組むと、総返済額は2100万円になりますが、金利が2・5%であれば1500万円で済みます。3000万円のローンでは1800万円もの差になってしまいます。  そこで、高金利のローンから低金利のローンに切り替える人も増えています。住宅ローンを見直して、新しいローンに借り換えを行なうことで、毎月の返済額を軽減したり、返済期間を短縮させることが可能になるのです。これを「借り換え」といいます。  ただし、誰もが借り換えでメリットを享受できるわけではありません。後の項でも取り上げますが、物件が担保割れになっているため抵当権を抹消できないケースもあります。また、次の基準にすべて該当していなければ、やるだけ損になる場合も発生します。1金利差が1%以上あること、2ローン残高が1000万円以上あること、3返済期間が10年以上残っていること、の3点です。  借り換えには、公庫などから民問のローンへ借り換える方法と、民間ローン同士での借り換えの2つの方法があり、民間ローンから公的ローンへの借り換えはできません。なお、変動金利は、今後の金利動向によってたえず金利上昇リスクがつきまとうことを忘れてはなりません。

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