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見積もりはだれに頼めばいいの?

2017年12月30日「土曜日」更新の日記

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 設計図・仕様書にもとづいて、工事費を算定することを見積りといいます。  建築士に設計・工事監理を依頼すれば、建築士の方で見積りをとり、その内容をチェックし、施工業者が決まります。  しかし、設計だけを依頼した場合は、自分で見積りをとることになります。その場合、複数の施工業者に、実施設計図、仕様書、仕上表とともに、工事場所、工期、積算方法、工事範囲、支払方法、積算書提出期限などを記載した見積り依頼書を渡します。そして、提出された見積りを比較検討します。しかし、できれば、建築士にチェックしてもらうのが賢明です。  また、設計と施工を一括して施工業者に契約するケースも多く、プレハブ住宅はほとんどがそうです。この場合、見積りはもちろん自分で精査しなければなりませんし、建築主白身による工事の工程ごとの監理も欠かせません。  見積書は建築の全工程に対するもので、建築工事、設備工事、外構工事から成り、それ以外は別途工事として記載されます。  もし、「〇〇工事一式〇〇〇円」などの概算見積書だけなら、その業者は考えもの。内訳明細書がぜひ必要です。例えば、木工事の銘木の場合、部材名、材質・等級、単価、数量、金額を算出し、その材料費や工事費がいくらなのかを示すものでなければなりません。  見積書にその施工業者の特徴がでますから、金額も含めて検討し、工事の発注をするかどうかを決めましょう。

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