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建物は立体空間。平面だけで考えてはいけない

2017年11月30日「木曜日」更新の日記

2017-11-30の日記のIMAGE
◆住まいは、道路や敷地との関係を大切に。敷地のなかに、住宅をどう配置するかは、道路からのアプローチのとり方、庭をどうつくるのか、隣家とのかかわり方、そして法規上の制約などにより決まり、一つだけで結論はだせません。アプローチは住まいの導入路ですから、それなりの演出が必要になってきます。門から真っすぐに玄関に入らないで、アプローチを曲げて距離をもたせるなどの工夫をしましよう。入口である玄関、勝手口は、それぞれ役割が違うので分けるようにし、カーポートは、玄関アプローチか、勝手口近くのサービスヤードの一部に組み込むと便利です。また、敷地が狭い場合は、建物を除いた残り部分が庭になりがちですが、初めから計画的に、サービス部分(物干し場、物置き)のスペースも確保しておきたいものです。できれば眺めて楽しむ庭と、サービスヤードを分け、建物のまわりに、物を搬入したり建物を修理するのに人間が一人通れるスペースをとっておきます。※門から玄関までをストレートに導くと、遭路からのぞかれることもあり、防犯上も好ましくない。

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