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照明器具-明るさ感は年齢により違ってくる

2017年11月29日「水曜日」更新の日記

2017-11-29の日記のIMAGE
照明の第一目的である明るさは、電球のワット数のほかに、電球のタイプ、器具を取り付ける位置、器具の形、カバーの材質によって異なってきます。器具の形や材料は、ショールームで見て確かめられますが、このとき注意してほしいのは、ショールームが大変明るいので、明るさの判断を誤りやすいということです。そのため、電球のワット数は必ず確認してください。好みのデザインと必要な明るさが満足できる器具は、案外少ないものです。デザインは気にいったが、暗いというのが多く、簡単にはいきません。明るさ感は、視力と同様に衰えていくもので、二〇代に比べて、四〇~五〇代になると約二倍、六〇代になると三倍以上の明るさが必要になるそうです。この辺も明るさを決めるときに加味してください。電球の代表的なものに、蛍光灯と白熱灯があります。夜、家々の窓の光の色をみてください。青白いもの、橙色のものと光にも色があります。蛍光灯は青系の色を強調し、影ができにくく部屋の隅々までむらなく照らします。白熱灯は赤系を強調し、陰影をつくるので物を立体的に見せます。複数の照明を上手に組み合わせてインテリアムードを高める照明計画をしましょう。

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