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配管、配線は、ワンサイズアップしてゆとりを

2017年11月27日「月曜日」更新の日記

2017-11-27の日記のIMAGE
設備工事に付きものの配管工事ですが、給水排水の配管、テレビ、電話などの配管、配線工事は常にゆとりをもたせておきましよう。例えば水道管の引き込みで、直径一6ミリが必要なら二五ミリを入れておくことです。文化国家ほど水の使用量は多いといわれ、二〇年前に一六号でよかった温水ボイラーが、現在では二三号は必要といわれています。配線工事でも、大型冷暖房、電気床暖房、電気オーブンなど大量に電気を消費するものが増えています。新築時に、単相三〇〇ボルト(普通は一〇〇ボルト)を引き込んだり、回路にゆとりをもたせておいてください。◆日進月歩の設備機器…に耐えることは美徳ではない。先ごろ、こんな話がありました。一〇年しか使っていない給湯兼用のガス暖房のボイラーを、思いきって取り替えたところ、器具はコンパクトになり、そのうえ熱効率がいいので、ガス代が例年の3分の2になったということです。月に万円もガス料金が下がれば、ランニングコストの差で器具代のもとはすぐとれ、使いやすく快適性が増し、省スペースになる、と一石烏です。高性能で多くの付加価値のついた機器がどんどん開発、市販されますが、設備費を、維持費の差額と快適性がカバーしてくれるとなると、適当なときに最新のものに取り替えていくことは、ぜいたくでなく合理的であるといえます。

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