管理人はだれ！？

2017年10月19日「木曜日」更新の日記

「フラット35」は、最初から最後まですっと同じ金利で毎月済額が変わらないのが魅力のローン。最長35年間。民間ローンの固定期間選択型の期間の長いタイプに比べても比較的手の届きやすい金利水準になっているのは、住宅金融支援機構（前身は住宅金融公庫）が民間金融機関と提携して提供するローンだからだ。どこの金融機関で借りても、融資条件は変わらない。ただし、公的ローンだった住宅金融公庫のときと異なり、民営化した住宅金融支援機構は直接の融資は行わない。取り扱う金融機関が自由に金利を設定できるしくみになっているから、よく比較検討して選ぶのがコツ。住宅金融支援機構のホームページで、最新の金利情報を検索できるから、確認を。比べてみると、同じ時期なのに、金融機関によって1％以上も金利差があり、びっくりすることも。こんなときは、金利だけでなく、事務手数料の大小もしっかりチェック。金利は高いが事務手数料は5万円程度、というところから、金利は低いが事務手数料が数十万円かかるところも。十分に吟味を。 住宅ローンの見積もりは、何も1社に絞る必要はない。気になるなら「他にも見積もりをお願いしていますがいいですか」と聞けば、快諾してくれるのが一般的。どこに頼むか前もって情報収集し、候補を挙げられるようにしておくと安心。金融機関は住宅ローンを機に新規顧客を開拓する戦略でキャンペーンを張っているから、見積もり依頼は、実はこれまで取引のなかった金融機関でもOKだ。複数の金融機関に頼むと、ローンが通らなくて契約が白紙撤回になる可能性も減らせる。ゴツゴツ貯める財形貯蓄は、サラリーマンで会社に制度がある人は迷わす利用しよう。「財形住宅」は、名前の通り住宅取得にメリットがあるタイプで、住宅購入・増改築などの費用づくり専用の貯蓄。元利合計550万円までについて、本来なら利子へ20％課税されるところを免除され、利子分まるまるもらえるので断然有利。「一般財形」や「財形年金」の利用者でも、積立残高の10倍の額まで（上限4000万円）、財形住宅融資の利用も可。

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