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気候風土に適した家づくり

2017年9月25日「月曜日」更新の日記

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日本が地球上の気候の中で、アジアモンスーン地帯に属しているのはご存知のことと思います。四季がはっきりとあって、夏暑く冬寒い国です。特に梅雨という長雨の気候が、木の家にとっては大敵です。古民家をよく見ると、全国に共通した気候風土に対する備えがあることがわかります。第一には、風通しを良くすること。古民家の立地を見ると、現代の私たちが気にしているような南向きへのこだわりはありません。むしろ風通しや眺望を確保することに力が注がれています。農家では、大事な家畜に太陽光を当てることに熱心なあまり、居室は南面が絶対条件ではありませんでした。それよりも、家の木が腐ることの方が問題で、木の乾燥のためにも風通しを最重要視したと思われます。次に温熱環境ですが、残念ながら、温熱のコントロールは現代住宅の性能とは比較にはなりません。なにしろ風通し良くつくりましたから。ただし、茅葺きの茅は、夏ひんやりとした室内環境をつくりますし、土壁は冬には保温効果もあったと考えられます。障子も、外光を採り入れながら、室内の温熱環境をコントロールすることができる優れた装置です。このように見ていくと、東西南北に長い日本列島では、日射しの採り入れ方や遮り方、降雨量の違い等が、軒の深さや屋根の勾配などの構造が建物の外部に現れることで、各地に地方色のある建物が生まれることがわかります。古民家からの教えによれば、「家はまず風通しを確保すべし」となります。この教えは、日本のようなアジアモンスーンという高温多湿で四季のはっきりとある気候風土の土地に住む最低限のルールでしょう。もちろん、健康のためにも太陽の光を十分に受ける家づくりを心がけなければなりませんが、室内への直射日光は軒や縁側のような緩衝地帯をうまく設けて、できるだけコントロールした方がよいのはいうまでもありません。夏と冬の日射角度を考えると、軒は深くてよいことがわかります。また梅雨時の雨や台風の吹付けに対しても深い軒は有効です。屋根は、雨をできるだけ早く外に逃がすことを考えると勾配屋根にした方がよいでしょう。温熱のコントロールも大切です。熱射や寒気から室内を保護し、省エネルギーを図るには十分な断熱が必要です。室内の仕上げ材は、湿度の高いときには湿気を吸い取ってくれて、かつ保温効果のある素材として、無垢の木や土壁がよいでしょう。どちらも日本の風土から生まれた素材です。ここで、最初の循環の話に戻りますが、木と土は大地を形成しながら再生を繰り返す、優れた循環素材なのです。

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