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『近くの山の木を使う』

2017年9月22日「金曜日」更新の日記

2017-09-22の日記のIMAGE
私たちの食卓にのぼる海の幸を、山と密接な関係があることをご存知でしょうか。山の木が落とした葉が分解されて出来た腐葉土から流れ出た山の水は、多くの養分を含んで川に流れ、海にたどり着きます。海では多くの生物たちが山の養分を待っているのです。意外に思われるかもしれませんが、実は山が海の生物を育てているのです。おいしいカキをつくるために山に植林をしている岩手県三陸海岸の畠山重篤さんの話はあまりにも有名です。カキの養殖をしている畠山さんは、「山は海の恋人」をスローガンに植林を続けています。山が荒れることは、海をも汚してしまうのです。日本の山林が放置されていることの危機を救うには、国産材を使って家を建てることです。できれば近くの山の木を使いたいところです。日本の木を生かすいちばんの方法は、国産材による木造住宅をつくることです。各地の腕のよい棟梁たちがつくる家も、国産材を生かしてほしいものです。しかし現在、工務店や大工さんは、遠くの外材産地やメーカーとのつながりはあっても、近くの山とつながっていないという不思議な現象が起きています。原因は、コストの問題と流通の都合があります。このねじれた関係を修復するには、もう一度地元の山と人の関係を見直すことから始めなければならないでしょう。全国的な広がりを見せている「近くの山の木で家をつくる運動」も、始めた当初は緑の列島ネットワーク事務局に、全国各地の大工さんや工務店のグループから「自分たちの県内にはいい木がないが、どうしたらよいのか」という間合せがありましたが、同時にそのすぐ隣の地域でがんばっている山の人たちの情報が伝わってきたりもしました。意外なことですが、「地元の人たちが地元のことを知らない」ことも事実です。ブランドにこだわらずに地元にこだわって、流通や人の関係を再度見直すと、案外融通が利くこともあるのではないでしょうか。近くの山の木を使うことは、地元の人間関係を取り戻すことにつながります。住まい手にとってもふるさとの山や人を潤すことができるいい機会ではないでしょうか。国土の保全や水源の確保ばかりでなく、木を通じて人がつながる人づくりの面でも、地域の活力を促すでしょう。国産材を使った家づくりの依頼先としては、ネットワークを持った各地のグループがおすすめです。現在全国で、設計者や工務店と地元の山とが連携しています。地元の木で家をつくることを広め、多くの住まい手に地元の技術と素材の良さを知ってもらいたいからなのです。これから家を建てる方は、"職人がつくる木の家ネット""もしくは"緑の列島ネットワーク"のホームページ上で公開されている各地のネットワークを検索されてはいかがでしょうか。そのリストの中から地元のネットワークにお問い合わせください。ただし、活動の内容はそれぞれです。仕事の精度までは責任が持てませんが、山に植林する費用が戻っているかどうかを見極めることも大切です。一度ご自身の目で確かめられるのがよいでしょう。

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