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親子関係

2017年8月24日「木曜日」更新の日記

2017-08-24の日記のIMAGE
親 親の世代は若い頃から、仕事にしろ、家族にしろ、自分のことは自分で決め、自分で努力し結果を出してきました。  そのスタンスは、これからの人生についても変わりません。いろいろな意識調査をみても、子ども達(子世代)に老後の面倒を見てもらったり、経済的に援助してもらおうといった意識は、上の世代に比べると、かなり低くなっています。逆に言うと、積極的に子ども達に財産を残してやりたいとは考えていないということでもあります。  これは従来の日本人の意識とは大きく異なる点です。欧米に比べて、日本では親子の関係が近くてウェットだといわれてきましたが、現代の私達の世代は、老後の考え方については、むしろドライだといえるでしょうね。 子  子の世代は現状、「親に食事を作ってもらったり、相談に乗ってもらいたい」「親に子育てを手伝ってもらいたい」などと、親世代から直接的な支援を受けたいと考えている人が多く、そして同時に「親が歳をとったら、親の面倒を見てあげたい」「親が歳をとったら、経済的な援助をしてあげたい」などと考える傾向も顕著になっています。  これは社会に出た途端に、就職氷河期の洗礼を受けて、家族や仲間のつながりを大切にする団塊ジュニア世代やポスト団塊ジュニア世代らしい感覚なのかもしれません。  親世代はまだまだ元気で自立心が旺盛。子世代は、そんな親世代も歳をとれば、いろいろ大変だろうと気遣うのでしょう。そんな両世代だからこそ、お互いを思いやり、助け合うことができると思います。

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