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2017年8月14日「月曜日」更新の日記

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 旅の楽しみの1つに宿で過ごす時間があります。計画を練るときに、和風のひなびた宿にしようか、それともホテル、あるいはペンションにと悩むのも楽しいものです。しかし、歩行が困難な方の車いすでの旅、目の不自由な方の盲導犬を連れての旅などでは、 大きなバリア(障壁)が立ちはだかります。  まず、宿の予約の段階で断られてしまうことがとても多いのです。設備が整つていないうえに、十分な対応ができないというのが主な理由です。もし宿泊ができたとしても、実際には大きな困難がともないます。  車いすの長谷川さんとの旅では、身体状況のあらましを話したうえで、私が同室に宿泊するということで、通常のツインルームに宿泊することができました。あちこちにある段差や2、3段の階段は人の手を借ります。入浴はあきらめて、ベッドの位置を移動し、少しせまいけれど車いすで室内を動きまわれるようにしたのですが、それでもトイレは使用することができませんでした。   バスルームの中のトイレは、狹い上に入り口には大きな段差があります。内に開く扉に邪魔されて、2人では身動きできないのです。  結局、ロビーやレストラン階のトイレを使用することで解決したのですが、夜中がたいへんでした。服を着替え、靴を履いて、大急ぎでエレベーターに乗り、1階まで行かなければならないのです。部屋のトイレがほんの少しだけ広くて、扉が外に開いていればなんとかなるのに、と恨めしく思いながら。  北海道の旅の途中、日本で第1号の『ハートビル法」(高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律)の認定を受けたホテルがあると聞き、立ち寄ってみました。  「ハートビル法」とは、日本ではじめての「バリアフリーデザイン」を目的とした建築法規。大勢の人が利用する建物をつくる建築主は、だれもが安心して、安全に利用できるものになるように努めなければならない、という法律です。   玄関のすぐ横に駐車場があり、段差のないフロア。そして(ハートフル・ルームと呼ばれる障害者対応の客室は、通常の客室の2倍ほどの広さがあります。サニタリールームは車いすが楽に動きまわれるスペースがあり、もしものときの通報装置も、と、細やかな配慮がされていました。  そして何よりもうれしかったのは、案内してくださった方の一言でした。  「お客様によっては思いがけない不都合が生じます。それは私たちができるかぎり補います」  すべての人に対応したホテル、客室であれば一番よいのですが、障害の程度、状況の違うすべての人に100%応えることは、非常に困難です。その限界を補う〈人のやさしさ〉が、やっぱり一番大切なことだと思いました。

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