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「経常収支の黒字」問題を洞察した石橋湛山

2017年7月14日「金曜日」更新の日記

2017-07-14の日記のIMAGE
「当時我国は、国際貸借関係に於て、巨額の受取勘定超過であった」。第一次世界大戦時は、現在同様日本の経常収支が黒字だった。「金は、戦争の始めから多くの国が自由輸出を禁じ」「いくばくかの受取勘定超過があっても、之を金で持って来るわけにはゆかぬ」。当時は金本位制だったにもかかわらず、戦争という非常時で金の輸出入が禁じられていた。そのため日本は経常収支の黒字分を決済し、金を輸入することができなかった。「海外に対する我国の為替は輸出と輸入と出合ひがつかず、ちょうど世界戦後とは反対に、円は金輸入点を突破して無限に騰貴せざるを得ない」。輸出超過分を金で輸入できないため、手にした外貨を円に替えようとすると、急激な円高になったようである。当時の日本経済は脆弱であり、国際的に円の強さを反映した円高ではなかった。海外で保有されている日本の「円」が少なかったために、起きた事象であった。円高は、いまも昔も輸出採算を悪化させマイナスであることに変わりはない。「貨物輸出も貿易外の対外業務も阻止される」。大正四年から八年に至る、一九一五年から一九一九年にかけての「巨額の我受取勘定超過には、裏面に実に斯様な悩み」があったということであり、要するに、経常収支の黒字はいいことではなく、逆に「悩み」だったと説明している。次に移って、「我官民は何うかして此不便を除き、受取勘定超過を無限に続けたいと願った」。この三〇年間の日本がそうだったように、当時もなんとか経常収支の黒字を維持していきたいと願ったようである。「方法は唯一つ」「我国が輸出した品物の代金乃至船舶其他の業務で稼いだ収入を、その儘取立てずに輸入国に貸して置くことである」。輸出代金を取立てずに、つまり集金しないで、米国や英国に貸し付けとして資本輸出しておけばいいと考えたわけである。

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