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バブル経済崩壊後の不動産業界

2017年2月24日「金曜日」更新の日記

2017-02-24の日記のIMAGE
「設立が平成七年ですから、いわゆる失われた十年のど真ん中にI会社は誕生したわけです。バブル経済崩壊後、不動産業界が最悪の不況にあるなかで、着実に売り上げを伸ばしてきました。しかも、当社は何百人もの営業マンを雇って、飛び込みセールスした結果の売り上げではありません。営業力とは関係なく、まさに時代の、社会の需要とI会社のビジネスが見事にマッチした結果だと思っています」潜在的な需要はたしかにあった。この肥沃な土壌を、Yは、誰もできなかった方法で、見事に掘り起こしたのである。同じようなビジネスを手がけている会社はいま、都内を中心に数十社存在するという。しかし、二番手の会社でさえ、年商七〇億円から八〇億円ほどの規模だというから、いかにI会社が突出した存在であるかがわかるだろう。「生意気なことをいうようですが、ほかの企業がこのビジネスで一〇〇億円を超えてくることはないだろうと思います。というのも、このビジネスは、潤沢な資金さえあれば成功するというものではないからです。当社には、私自身でっくり上げた独自の管理ソフトがありますから、仮にいまの取扱量が二倍、三倍になっても、それほど多くのスタッフを投入せずにやっていけるシステムになっています。手前味噌ですが、おそらくこれは、他社では真似のできないものと自負しています」実際に、中古マンションを仕入れてリノベーションし、販売するまでにチェックすべき管理項目というのは膨大な量になる。I会社では、固定資産税の清算、管理費の清算、管理組合とのやり取り、共用部分の工事上の養生、内装工事の実務に至るまで、考えられるかぎりのあらゆる点にわたって、すべてのデータを一元管理できるようなシステムを独自に構築しているのだ。I会社六〇人、I会社空間設計一五人、I会社住宅販売一七人。これだけの社員数で年間二六〇億円もの売り上げを上げられるのは、まさにこのデータペースシステムのおかげなのだ。かつては、仕入れから引き渡しまでの事業回転日数は七十日くらいだったが、取扱件数が格段に増えたうえに、それ以上にリノベックスマンションを求める人が増えたため、内装工事が追いつかず、現状では平均して十日間ほど延びて、一回転八十日くらいになっているという。そのため、この管理ソフトを早急にバージョンアップさせて、再度、事業回転数を短縮させることが当面の課題だと山本はいう。「ただし、やみくもに量をこなせばいいという時代ではありませんから、やはり品質、クオリティを常に上げていくことが先決です。そうすれば結果はおのずとついてきます。見た目のきれいさだけでは誤魔化しはききません。いまの消費者の目はシビアですから」Yは、兜の緒を締めることも忘れてはいない。

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